1980年代、アメリカのゲリー・ヤング自然療法学博士が考え出した療法で、エッセンシャルオイルを背中、とりわけ背骨中心にトリートメントしていくアロマセラピーです。
雨だれのようにオイルを背中に一滴ずつ垂らし、体に浸透させることからレインドロップ(雨だれ)と呼ばれるようになりました。
その起源はアメリカ先住民族にあると言われており、慢性的な背痛、脊柱側湾症や脊柱後湾症などに大きな効果があるとことからアメリカの多くの医療従事者がこの手法を用いています。
このレインドロップは背中をメインとする施術ですが、その方法は他のアロマセラピーとは一線を画するものがあります。
というのも、レインドロップではエッセンシャルオイルを薄めることなく、原液のまま使用するからです。
原液と聞くと少し不安になりますが、アメリカの医療現場ではヤングリヴィング社のものが多くの実績を誇っており、使い方さえ誤らなければ非常に大きな効能を得ることが出来るので、その点は心配ありません。
人によっては部分的に赤くなったり痛みを感じたりすることもあります。
ですが、その赤みは体の中の菌やウイルスなどがオイルに反応し、外に排出されようとして起きているものですので、数時間〜数日でおさまります。
オイルには抗菌作用の強いオレガノやタイム、バジルなどを利用します。
原液として脊柱から体に染みこむそれらのオイルは、血液の循環の中でさまざまな器官、細胞をめぐり、身体機能の向上やホルモンバランスの調整、組織再生、デトックス効果、ヒステリーの抑制などをもたらします。
もちろん、原液の強い臭いは嗅覚にも作用し、嗅覚の面からもストレスの緩和やリラックス効果などがあります。
背中が痛む、通常のアロマセラピーでいまいち効果が得られない、というときなどは、原液を利用するレインドロップにぜひチャレンジしてみてください。
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