バスソルトは、入浴する際にお風呂に入れる塩のことです。
肌をこするときのスクラブ(磨き粉)としても利用されます。
日本では少し珍しいかもしれませんが、欧米では古くから多くの家庭で使われてきました。
天然塩から作られていてミネラルを豊富に含んでいることから、通常の入浴剤よりも肌に良いと言われています。
使用者の中には、入浴剤よりも肌質の改善や冷え性、保湿・保温などに効果があったというものも多数あります。
このバスソルト、現在市販されているものの多くはオイルやハーブなどを使って香りを付加しており、あらかじめアロマセラピー効果を狙った商品になっているのも特徴です。
この入浴を彩るバスソルトですが、ひとつ注意する点があります。
それは、バスタブを傷めないか、ということです。
少なくとも塩が入っているので、給湯器や循環パイプを傷める可能性が高く、そのため追い炊き禁止・使用後はすぐに洗い流す、といったことが必要です。
通常の入浴剤でも硫黄成分を含むと、給湯設備だけでなくバスタブも傷めるので、使用後はバスソルト以上に丁寧に洗い流さなくてはなりません。
自分の肌質だけでなく、お風呂の状態にも十分に気を配るようにして使用しましょう。
余談ですが、バスソルトに関して2012年にアメリカで事件がありました。
通称、「マイアミ・ゾンビ」と言われ、当初はバスソルトでゾンビになったかのように報道されました。
しかし実際に使用された薬物はゾンビドラッグとも呼ばれるもので、主成分はMDPVという脳内ホルモンに作用する化合物を含むコカイン寄りの薬だったそうです。
そして、その薬物がバスソルトのコーナーで売られていた、とのこと。
実態は単純な話なのですが、大きく話題になったニュースです。
「バスソルト=薬物」といった間違った認識を抱かないよう、注意しましょう。
全国のアロマセラピーサロン&スクールを検索!資格取得・検定やアロマセラピストの求人までをナビゲート!お得なクーポンや・口コミも掲載!全国の人気アロマサロンが丸分かりサイトです!