アンチエイジングとは？

アンチエイジングは医学的に認められている分野です。
元気であり続ける、ということは長寿社会、高齢社会を意味するわけではありません。
長寿の、その質こそが問われるのです。

一方、人は必ず何かしら病気をもっているものですが、そうであっても長寿を享受できる、ということでもあります。
人が肉体的にも精神的にも、全体的にバランスのとれた「元気」であり続けること。それこそが、アンチエイジングの目的となっています。

アンチエイジングには、化粧品や健康食品をはじめとして様々な手法があります。
ここでは、アロマセラピーにこだわって、そのアンチエイジングを紹介しましょう。 アロマセラピーで主に使用されるエッセンシャルオイル。
この成分は、肌の奥まで浸透することが分かっています。
従来の肌用化粧品と、ラベンダーやゼラニウム、ネロリなどの浸透効果が高いアロマセラピー素材をうまく配合すれば、非常に高いアンチエイジング効果が見込まれると言われています。

森林浴の際に感じる、森林の独特の香りもまたアンチエイジング効果があると言われています。
森林の香りは「フィトンチッド」と言い、木々が微生物の活動を抑制する物質として発散しています。
このフィトンチッドは香りからだけでなく、肌からも浸透してリフレッシュ効果を生みます。
また、アトピー性皮膚炎にも効果があるのではないか、とも言われており、アンチエイジング分野以外からも注目を浴びています。

他にも泡盛の古酒に含まれている香り成分に、坑酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できる、という研究があります。
まだ可能性の段階の研究ですが、「古酒にアンチエイジング効果」と聞くと日本古来の文化に驚嘆するばかりです。
こうしたアロマセラピーに端を発するアンチエイジングは、いずれもまだ医学的な根拠が確かめられているわけではありません。
しかし、多くの大学や病院、化粧品メーカーの研究所がアンチエイジング研究に参入しています。

アロマセラピーのアンチエイジング、ぜひとも期待をしたいところです。