植物の力を使って、日々の生活を豊かにしてくれるアロマセラピー。
植物から取れるエッセンシャルオイルと呼ばれる精油で心身のバランスを整えたり、リラックス効果を高めたりできるとして、日本でも急速に普及しました。
精油を使った製品がたくさん販売されており、化粧品や入浴剤、石けん、キャンドルなどに用いられることが多いですね。
アロマクラフトの作り方についてご説明します。
■アロマクラフトを作るにあたって
精油を使った日常品はアロマクラフトといい、自宅で手作りすることも可能です。
アロマクラフトにはさまざまな種類があります。
ハンドクリーム、肩こり解消ジェル、風邪を予防するジェル、花粉症の鼻づまりを解消するジェル、ヘアケア用オイル、トリートメント、美肌パック、リップクリームなどなど、毎日のスキンケアや日常生活で使えます。
ただ、手作りを楽しむためには、いくつかの注意事項を守る必要があります。
精油は日本においては医薬品とは認められていないので、治療などの目的では使えません。
また、植物性のものですが、エキスなので成分がとても濃いのが特徴です。
使い過ぎると肌荒れなどのもとになるので、使用量に注意しましょう。
また、精油を直接肌につけるのは危険です。
家族やお友達にアロマクラフトをプレゼントするときは、とくに注意が必要です。
自分には効果があっても、体質に合わない人が使うと、肌トラブルが起こることがあるからです。
使う前にパッチテストをしてもらって、安全であることを確かめてから使ってもらいましょう。
■簡単に作れるアロマクラフト
では、簡単に作れるアロマクラフトを紹介しますね。
まず、カサカサに乾燥した唇を潤すピーリングジェル。
2つの材料でできます。
用意するものははちみつと黒砂糖。
どちらも小さじ1ずつ同量を混ぜれば完成です。
これに精油を1滴落とすと良い香りになります。
ピーリングジェルを唇全体に塗って軽くマッサージをしたあと、ラップで覆って5分〜10分程度たったら洗い流します。
そのあと、リップクリームを塗って寝れば、翌朝はつるつるの唇がよみがえっているはずです。
とても簡単に作れるので、試してみてはいかがでしょうか。
次は石けんの作り方です。
無添加石けんを、おろし器などで細かい粉状にします。
これをビニール袋に入れ、食紅を加えて混ぜて色付けします。
次に精油を4〜5滴ほど入れてビニル袋の上からしっかりともみ込みます。
温めた精製水を小さじ1程度加えてさらにもみ込んで、粘土くらいの柔らかさになったら、クッキー型などでかわいい形に形成して、5日間程度乾燥させれば出来上がりです。
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