アロマセラピーと聞くと、近代的な新しい美容法、あるいは健康法、メンタルへの活用ツールといったイメージが多い方が多いのではないでしょうか?
その名の通り、海外から由来した最新の植物療法として認識されていると思います。
アロマの歴史は想像以上に古いものです。
実際どのような歴史をたどってきたのか、以下にて説明してまいります。
■始まりはなんと紀元前?!
アロマセラピーは、なんと紀元前の遥か昔が期限とされています。
場所は古代エジプト。
紀元前2000〜4000年くらいの時期に、ミイラ作りに乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)などの精油が使用されている文献が残っているようです。
共に現在のアロマセラピーでも利用される精油で、植物の力を古代より人々が活用していた点がよくわかる参考例です。
また、ミイラの防腐剤としても活用されていました。
旧約聖書に書かれている内容としては、紀元前10世紀頃、シバの女王が、ソロモン王の元へに贈ったものの中に、宝物の他に、乳香(フランキンセンス)や白檀(サンダルウッド) などの香料があったといわれています。
贈り物としても活用されていた点からも、古い時代より人々によってこれらの魅力が十分に理解されていたという点がわかります。
お香やハーブティーなど芳香植物はこの事態からも利用されていましたので、アロマセラピーの起源は本当に古いものとなります。
■テオプラストスの植物誌
紀元前300年前後に活躍した哲学者「テオプラストス」。
「植物学の祖」と呼ばれ、植物を600種類以上に分類しまとめあげた人物です。
今でこそ一般的な植物の分類「●●科」などといった植物の分類の起源はこの人物といわれています。
植物の力を利用したアロマセラピーと植物は密接な関係です。
この植物誌が元となり、後のヨーロッパでの植物療法「アロマセラピー」の源となったといわれています。
直接的なアロマとのかかわりは薄いのですが、植物を研究するという点では間接的にアロマの歴史と大きくかかわっているという事象です。
このように、アロマセラピーは古代の時代より活用されていた植物療法という事がわかります。
しかし、現代の「アロマセラピー」という単語自体は、1937年の、ガットフォセによって生み出された言葉で、アロマとして人々に認識され正しく伝わってきたのはこの100年くらいであります。
アロマセラピーは生活の身近な存在として人気を博している面があります。
歴史を見てもアロマが人々と密接に関わってきているのも身近なツールの一つとして、活用されていたからではないでしょうか?
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