アロマセラピーのアドバイザーになるには？

アロマセラピーは植物の力を活用し、美容や健康、リラクゼーションなどに効果を得るための自然療法です。

体に良いとされているアロマの効果は、植物のエッセンスを凝縮させた精油によるものです。
肌に直接塗ったり、鼻から香りを直接脳に伝達したりするので、安全に使わなければいけません。

アロマセラピーアドバイザーはアロマで使われる精油や、アロマクラフトに必要な材料などアロマセラピー全般について詳しい知識を持ち、安全に使う方法を一般の人に正しく伝える能力を持つと認められた人に与えられる資格で、日本アロマ環境協会が認定を行っています。

アロマセラピーのアドバイザーになると、アロマショップの販売員やアロマクラフト作りのアドバイザー、職場の環境改善のためにアロマセラピーで健康管理を行うなど、プライベートやビジネスで活躍できるシーンが広がります。

■アロマセラピーアドバイザーになるためには


アロマセラピーアドバイザーになるためには、アロマセラピーアドバイザー試験を受けて合格し、資格を取得する必要があります。
試験を受験するためには、次の条件を満たす必要があります。

1つ目は、同じく日本アロマ環境協会が主催するアロマセラピー検定の1級資格を取得していること。
2つ目は、日本アロマ環境協会の会員になることです。
これらの資格を満たしたうえで試験に合格すると、資格が与えられます。

■資格取得には、スクールがおすすめ！
資格を取得するための一番の近道は、スクールに通うことです。
日本アロマ環境協会が認定したスクールは、施設の設備や講師の能力の基準をクリアしており、アロマセラピーの知識が体系的に学べるようにカリキュラムが組まれています。

認定試験に合格するための仕組みが整えられているので、効率的な試験勉強ができ、合格しやすくなるというメリットがありますが、こののほかにも、次のような利点があります。

まず、美容や健康の向上に役立つ知識が学べます。
アロマの香りや精油といった知識だけでなく、美容、心身の健康についての知識が身につくのでアロマセラピー以外にも応用できます。

健康に関する知識をトータルに学ぶことで、自信を持ってアドバイスできる人材の育成を目指しているのです。

また、講師やスクールの仲間といっしょに学ぶことで、さまざまな観点からアロマセラピーについて考えることができるため、新たな魅力に気づいたり、思いがけない気づきが得られたりといったメリットもあります。

さらに、自分ではそろえるのが難しい専門的な機材を使った学習ができるので、具体的な香り、アロマの効果などが体験的に学べます。